鈴木啓二/建築設計社のホームページ
アンコール遺跡
ワットとトム

リストに戻る

リストに戻らず
次の写真を見る
環濠外側の正面テラスから塔門テラスまで、来訪者は直線的に移動するだけであるが、非常に長い直線的移動に加えて、建築物の高さと、人間の視点のレベルの変化の組合せが高揚感を徐々に高め、演出が巧みである。日本や中国の次の空間までしか見せない手法に比べて、常に一番奥まで見え隠れさせながら通し見せる空間演出はまったく異なっている。この写真は西塔門から中央祠堂を象徴的に見る。