鈴木啓二/建築設計社のホームページ
主屋南東側外観
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東側うまや上部に中二階を取っているため、屋根面と狐格子を3尺外に寄せる事で、中二階の床から屋根までの高さが高く取れている。柱中間部で外に突き出しているホゾが中二階の床梁端部。外壁から茅軒先までの出巾は南側も東側も同じ寸法であるが、入母屋の形態がずれている為、茅葺は切落しの形になっている。写真は日影で見えないが、軒が上がっている事で中二階の窓が高い位置に取れていて、風と光が入る。東側中央の両引戸はうまや前への入口。座敷廻りの柱脚は石場立て(基礎の玉石に直接柱を乗せる)であるが、こちら側の土間廻りは柱の下に土台が廻っている。