鈴木啓二/建築設計社のホームページ
だいどころ北側
12/24

写真リストに戻る

リストに戻らず
次の写真を見る
たたきの広がりは桁方向3間(21尺)、梁方向4間半(27尺)あり、厩前が続く。床は三和土、天井は竹と木を縄で編み込んだ。天井の梁組みは長尺物が3段に組まれ、しっかりした構造体を作っている。水平荷重はそれぞれの柱に均等に掛るような構造になっており、大黒柱は別として、例え一本の柱が腐っても全体が崩れるようなことはない。又、土間が大空間で平面的によじれ易い。井桁状の段梁組は強力にそれに耐える。