上屋(梁が架かっている部分)の大きさが梁間4間×桁行9間半の大型民家。平面型の建築様式は江戸中後期の喰い違い四間型。間取りは右勝手(大戸口向かって右が土間)の喰違四間で、座敷、お勝手、でい、奥の間の四間が食違っている平面形式である。座敷は3間四方の板張りで、奥の間・デイはそれぞれ8帖の畳敷である。床上廻りにはそと縁(南側)と、うち縁(西側)の異なる縁側をもつ。土間廻りに水屋、竈、湯殿、及び二つの馬屋がある。
主屋1階平面図
鈴木啓二/建築設計社のホームページ
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