茅場:宮城県北上
刈り取り:秋に収穫する
茅葺き工事について工程の大きな流れは、5段階に分けられる。@下地作り:茅を取り付けるためと重量を支える構造を竹材を使って作る。A軒付け:軒先部分の茅葺き。B平葺き:屋根面全体の茅葺き。C棟作り:屋根の頂上部分の造りこみ。傷み易い部位で、地方により種々の工夫と形態的特徴がある。D刈込み:鋏で形態を整える。
このページでは、以上の工程を追って説明します。


この工事での茅葺きは平成11年12月6日から始まり、翌年2月6日までで、現場作業人工は、下地竹80人工、茅葺き300人工、棟造り・刈込み100人工、計480人かかった。なお、材料は4トントラックで12台運んできた。



茅工:宮城県 熊谷産業 熊谷一雄氏

穂先の剪定

長さ揃え

かや材料検査

現場へ搬出
茅葺き工事1:産地での作業
鈴木啓二/建築設計社のホームページ
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