鈴木啓二/建築設計社のホームページ

36.床下の構造:柱に栗の丸太大引きがえり輪継ぎの二枚ホゾで差しこまれこみ栓で止まる。

37.土台の光りつけ:土台が礎石に座りが良いように石の形に削る。

38.土台継手、追かけ大栓継ぎ:男女木同型
床下の構造
この構造は現在の住宅を見なれた我々に、"やはり構造が違う"と実感する部分である。天井裏で屋根を支えている梁組みと同様な仕組みの構造体が床下にも入っていることである。柱の上下に剛性の高い木仕口を造る事で変形に対する耐力を高めている。この構造によって床上、座敷廻りの開放的な間取りが造られている。。

39.連続大引き:二方差しで柱の通りを固める

40.雨戸敷居框の栓継ぎ:二方差しにシャチ栓を差したところ

41.差し鴨居と5寸角柱の二枚ホゾ細部:柱は反対向きに置いてある。

42.小大黒脚部:土台との継ぎ手。蟻にして上から差しこむ。

43.厩2階中央の束と中引き梁の納まり

44.小大黒中二階受け梁納まり
木工事5:架構  トップページへ 次、木工事6へ前、木工事4に戻る