1.現場搬入した茅。この束を単位に施工する

2.隅付けを始める

3.隅付け

4下付け茅の敷き並べ

5下付け茅の敷き並べ

6隅の高さを出し、全体の厚さを決める
茅葺:@軒付け:隅付を軒先端から始め(写真1、5)、軒付けは下付けから水切茅まで4段積上げ、前に迫り出す(写真1〜5)。軒先では、それぞれの工程でハリキリ竹に引張り力が伝わるよう縄を縛り(写真6,7)、ホコ竹で締付ける(写真8)。穂先を上に葺いているので束を重ねると上部の厚さが薄くなるので、厚さ調整のためノベ茅を敷き、その上にオシ茅を葺いていく。平葺き面はホコ竹を2尺以内の間隔に束の段数分押える。

7大きな梁で茅を縫い付ける

8針の先端に藁縄が見える

9ホコ竹
茅葺き工事3:軒付け
鈴木啓二/建築設計社のホームページ
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