10.軒付け

11.軒付け

12.軒付け:張った糸に合わせガンギで揃える

13.軒付け

14.切り落し部分軒付け

15.茅の厚みを示す基準棒

16.積み上がると仕上げ面の出の調整をする

17.平葺き:大きな針で藁縄を縫いつけて縛る

18軒付け:軒下側を揃える
茅の重さ:参考にこの現場に用いた材料を測定した。乾燥状態で直径20cm長さ1.25mの茅束が6kgである。これを計算すると1束0.04m3、25束で1m3=150kgとなる(比重0.15)。この民家の場合、厚さが45cmであるので、仕上げ面積あたり150÷0.45/1=67.5kg/uとなる。これに比べ瓦は40〜45kg/uであるから、瓦の1.5倍以上である。葺厚が厚い分、決して軽い材料ではなく、雨後はもっと重くなる。この民家1棟で約26トンの荷重となる。
茅葺き工事4:軒付け2
鈴木啓二/建築設計社のホームページ
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