みのこう・狐格子 北東隅:水切茅軒付け
2/4切落し納めは寄棟端部を切落した形。中二階明り窓を設ける為に軒線を上げている。 2/24 葺替え時と同様に隅棟、蓑甲部が寸法の基準となり、平部に先行して施工する。
2/24蓑甲の成形:茅葺の基本は全茅材の外側への水勾配で技術が必要な所である。 3/16蓑甲の刈込完了。屋根を見た時、先ず目に付き、意匠的に重要部分である。
3/19 狐格子:竣工後12年で木格子の腐は無い。水切杉皮の剥離は無いが取替時期。 3/19 杉皮の取替完了
茅葺屋根の維持管理:差茅
蓑甲・狐格子

鈴木啓二/建築設計社のホームページ
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